今日のNHKの「いだてん」は、東海道五十三次駅伝のお話。中部軍のアンカーを務めた日比野寛の銅像はパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)にある。
ドラマでは全然取り上げられていなかったけど(愛知一中の名前は出てきて、ゴールシーンの観衆ののぼりなかに「日比野」の文字が確認できた)、ドラマ終わった後のエピソード紹介で日比野寛のことが紹介されていた。
日比野寛は愛知一中(現 旭ヶ丘高校)の校長を務めた人物で、教育に運動、特に走ることを取り入れた人で、「マラソン校長」との異名も。この駅伝に出たときは代議士だったようで、当時なんと52歳!
寛の読み方はわたくしはずっと「かん」と思っていたけど、「ゆたか」とか「ひろし」とか色々のようだ。
http://www.soho-tokutomi.or.jp/db/jinbutsu/5731
ちなみ銅像の台座にある碑文は、『新潮国語辞典』の編者としても知られる国文学者の久松潜一によるもの。もちろん愛知一中出身
「いだてん」ではドラマ部分でも取り上げてほしかったなあ。というか、この駅伝ネタを2~3週にわたって取り上げれば面白かったと思うんだが。
ちょっと前に地元局の番組でもこの銅像のことは取り上げられていたけど、 地元の人でもどういう人の銅像かってのは知らない人も結構いるかも。
パロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)の場所はこちら↓。お近くに来られた際は銅像も是非ご覧ください。
最後に上の碑文にもある日比野寛の名言を
「病める者は医者へ行け、弱き者は歩け、健康な者は走れ、強壮な者は競走せよ」