英単語の暗記や資格の暗記を効率的に行ないたいそこのアナタ! あれこれ試したわけではないけど、Android スマホの暗記アプリといえば、AnkiDroid で決まりでしょう。
AnkiDroidとは?

そもそも、本家の PC 版として「Anki」というソフトがあって、AnkiDroid はその Android 版。
この Anki というソフトは SRS (間隔反復システム)に基づいた暗記ソフトなのだが、「間隔反復」と何? なんだが、詳しい説明は wikipedia を見てもらうことにして
https://ja.wikipedia.org/wiki/間隔反復
まあ、なんか難しいけど、ざっくり言うと、ある記憶したい項目があるとして、それを出題する形で学習していくわけだが、その正解・不正解に合わせて、次の出題までの間隔を変えていって、記憶を定着させていくものだと思う。
例えば、ある出題に対して、正解が続いたら、次にその問題を出題するのはちょっと先に伸ばして、またそろそろ忘れちゃうかも、忘れてるかもというタイミングなどでまた出題して、復習。それで記憶にしっかりと定着させるってことだと思う。
んで、今回紹介するのが、その Anki の Android 版である AnkiDroid ってわけ。この AnkiDroid は、もとの Anki を作ってくださっている方が作ってるわけではなく、公開されたソースを元に別の方が Android 向けに AnkiDroid を作ってくれているようだ。
iPhone 版もあり、これは本家 Anki の作者の方が作ってらっしゃるようだ。
AnkiDroid は無料で使える!
まず、ありがたいのは AnkiDroid は完全無料のアプリということ。PC 版も無料で使えるが、iPhone 版は有料とのこと。
んで、まずアプリをインストールするわけだけど、以下の Google Play からインストールする。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ichi2.anki&pcampaignid=web_share
基本の使い方
まずは「デッキ」を作成。デッキとは単語帳(の名前)だと思えばよい
インストールすると、次のような画面になるので、「開始」をタップ。※「AnkiWeb」については後述

すると、次のような画面になる。ここでカードを追加するわけだが、その前に「デッキ」を作成する必要がある。「デッキ」とは「英単語」とか、「ITパスポート」「料理用語」といった、まあ単語帳(の名前)だと思えばよい。

右下のアイコンをタップすると、以下のように各メニューが表示されるので、「デッキを新規作成」をタップ。

するとデッキの名前を入力できるので、

たとえば「英単語」と入力して「OK」をタップすると、

と「英単語」というデッキ(単語帳)ができる。
デッキを作成したら、カードを追加
いよいよカードを追加。このデッキの中に、たとえば「りんご/apple」という単語カードを追加していけばいいわけだ。そこで再び、右下のアイコンをタップして今度は「追加」をタップ。すると、

とカードを入力できる。とりあえずはノートタイプは「基本」で OK。それでデッキはちゃんと「英単語」であることを確認して(タグ、カードのところはとりあえず無視でOK)、たとえば表面に「りんご」、裏面に「apple」と入力して、ツールバーになる「✓」をタップすれば、出題が「りんご」、解答が「apple」のカードが追加された。
デッキに戻ると、

のようにデッキ横の数字が「1 0 0」となっていて、1枚練習すべきカードがあるよ、となっている。「英単語」のところタップすると、さきほど追加した「りんご」が出題される。

答えを考えて、「解答を表示」。「もう一度」「難しい」「正解」「簡単」とあるので、できたかどうか、簡単だったかどうかで、どれか選ぶ(「<1分」とかあるのは無視してよい)。まあ、とりあえずは、合っていれば「正解」、出来なかったら「もう一度」にしておけばよい。

すると、また「りんご」のカードが出題されている。新規のカードは(おそらく単なる「正解」の場合は)1日に2回正解して、次の日に回されるようだ。ということで、また答えると、

と、今日のノルマが達成できた(まだ1枚しかないので)。
てな具合にカードを追加。それでどんどん解答していけばよい。
次の日の予定を確認
上記のように解答していけばいいけど、明日どれくらい出題されるかを確認したい場合は、ツールバーの三本線のメニューをタップすると、以下のようにメニューが表示されるので、

「統計」をタップ。すると各学習状況が確認できる。「今後の期日」のところで、明日も含め、今後の出題予定が確認できる。

PC版との同期 〜 AnkiWeb でアカウント作成
AnkiDroid には PC 版の Anki もある。というか、最初にも触れたが、 PC 版が本家で、AnkiDroid はその派生版。 AnkiDroid と PC 版で同期できるので、いろいろ便利だ。ということで、PC 版もざっとご紹介。ホームページは
「Download Anki」をクリックして、Windows なり、必要なのをダウンロード&インストールする。立上げると

って感じ。当然、Android 版との同期で使っていくのがよいので、上記 PC 版の「同期」のところをクリック。

すると、アカウントうんぬんとでるので、これが AnkiWeb で、以下でアカウントを作成する。
https://ankiweb.net/account/signup
アカウントを作成したら、まず Android 版でログインする。ツールバー右のびっくりマークのついたアイコン

をタップ。すると、

AnkiWeb へのログインのダイアログが出るので、「ログイン」をタップして、メールアドレスとパスワードを入力する。同期された旨が表示されれば、オーケー。
それで PC 版もさきの画面で、ID (メールアドレス)とパスワードを入力する。ローカルコレクションにカードがないうんぬんと出るかもしれないけど、「はい」で答える。すると、以下のように同期されて、「英単語」のデッキができている。

これで、Android と PC で同期されたので、どちらでカードの追加しても同期され、学習結果も同期できるようになった(その都度同期させる必要はあるけど、PC 版は立上げるときに自動で同期するはず)。
こうすると、毎日の学習は Android 版でやって、カードの追加は PC 版でやるっていうようなことができる。
csv で作成したデータをインポート
まあ、面倒なのはカードの追加。1枚ずつカードをしていってもいいけど、csv ファイルで追加することもできる。
エクセルで以下のようなデータを作って、.csv で保存。

これを、PC 版だとホーム画面の下にある「ファイルをインポート」をクリックして、保存した .csv ファイルを指定して開く。すると、ダイアログが開くので、「フィールドの区切り」を「コンマ(,)」を指定すると、以下のようになる。

これで「インポートのオプション」などが問題ないか確認したうえで、「インポート」をクリックすると、一括でデータが読み込まれる。

これで PC 版と Android 版の同期がそれぞれ設定できたので、それぞれ同期させてやれば、AnkiDroid で学習していくことができる。AnkiDroid でも .csv ファイルのインポートはできるけど、PC 版で作業したほうが効率いいでしょう。
「休止」カードについて
以上で、カード作って、どんどん学習していけばよい。とにかく、記憶が定着するように学習間隔を自動で調節していってくれるわけなので。
だが、学習していくうちに「休止中」となるカードが出てくる。

これは間違えてばかりいると、「まーおまえいいかげん、おぼえられないようだから、このカードのけておくわ」と判断されて、いつも出題の対象外となったカードのこと。まあ、こうなったらしばらくほっておいて、学習状況に合わせて、「休止」を解除させてやることになる。
休止解除は、AnkiDroid だと、三本線のメニューから「カードブラウザ」を選択。

すると、カードの一覧が表示される。今度はツールバー右の3点アイコンをタップして、表示されたメニューから「休止中カードを抽出」をタップ。

すると、「休止中」カードの一覧が表示されるので、休止を解除したいカードを長押しで選択して、また3点アイコンから「休止/休止解除」で解除してやる。

解除されたカードは即ノルマとして出題されるので、学習状況を見ながら、休止を解除してやってくといいと思います。
設定について
この「休止」になる条件については設定で変更できるけど、まあ設定はそのままでいいでしょう。
そのほかの設定もいろいろあるけど、これも基本そのままデフォルトでいいでしょう。とはいえ、設定についてざっと触れておくと、ツールバー左の三本線メニューで「設定」を選択すると、以下のような設定画面となる。

こちらのほうはアプリ全体の設定になります。
一方、デッキリストでデッキ名を長押しすると、メニューが表示され

その中から「デッキオプション」をタップ。

するとデッキごとの設定を行うことができる。ここで休止する条件も設定できます。※なんか「苦戦カード」という名称になってるけど、これが休止カードのことでしょう。
まあ、いろいろ面倒なのでとりあえずはアプリ全体の設定とデッキごとの設定があることを頭に入れておいて、とくに設定は気にせず、どんどん学習していけばよいでしょう。
まとめ
以上で最低限 AnkiDroid が使えます。カードも「穴埋め」とかいろいろあったり、またカードに画像や音声を埋め込むこともできるけど、それは使いなれてから、追々工夫していけばいいでしょう。
とにかくこの AnkiDroid でカードを追加していって、どんどん学習していけば、とにかく「覚えたぞ!」ということになるはず。ただし、結構スパルタ、少しさぼってしまってカードがたまってしまうと、リカバリーが大変。その場合は地道に取り戻すしかない。がんばりましょう!